ラパラ1

子供の頃に購入したルアーはヴィンテージになっているため、
これからいろいろと紹介していきたいと思います。
フィンランド製ラパラは、知らない人はいないでしょう。
ミスターラパラ、と言うよりラパラ爺さんと呼ばれている写真の人・・・
元々は漁師で多くの魚を獲る必要にせまられて、
考案したものがラパラのルアーです。
ラパラはすべてハンドメイドで、
完成品は一個づつ水槽内を泳がせて動きのテストをします。
リップに削った跡があるのは、
検査で泳ぎを修正したためのものなのです。
ここまでやっているメーカーは他にはないでしょう。
↑の写真はフローティングラパラ 7cm、
上から古い順に並んでいます。
いちばん上は 1970年代初め頃のものです。
当時の定価は 1,050円もしました。
初めて湖でラパラを使用した時、
その泳ぎ方を見て感動しました。
ちゃんと尾を振ってホントの魚のように木が動く不思議・・・
このルアーを考えた人は凄いと素直に思いました。

手持ちで最も古いラパラ。
リップが黄ばんでいます。
リップの削り方をルーペで見ると、
その時代が判ります。
この貴重なラパラは 10万円で販売します。

1970年代後半に購入したラパラ。
フローティングの 7cm。色は黒ですが・・・
リップの削り跡を見ると、
グラインダーで削ったことが判ります。
大量生産に伴い修正の仕方も少々雑になっています。


1970年代前半の箱。
透明なケースにも RAPALAと入っています。

1970年代後半の箱。
だいぶ変わりました。
