ペンタックス LX

カメラについて書くとプロフにあるのに書いていませんでした。
で、やっとカメラ・レンズについても紹介していきます。
MF時代のペンタックスのフラッグシップモデル LX。
小型・軽量・安価ということで、
高校生の頃からペンタックス派でした。(過去形)
専門雑誌に写真と記事を掲載(セミプロのようなこと)していたため、
原稿料はカメラ機材の購入や取材旅行にすべて化けました。。。
インターネットの普及とともに雑誌の販売部数は減り、
出版社も大リストラで、当時の編集部の人たちも散り散りに・・・
そんなこともありました。
LXはフィールドで使用する悪条件にも強いカメラ。
密封構造のため、雨が降っていても砂嵐でも大丈夫。
マイナス 30℃の耐寒性能。
電池が無くても動くメカニカルシャッター。
ファインダー交換等の豊富なアクセサリー。
世界中のフィールドを飛び回るのには最適なカメラです。
1台では突発的な事故の時とかに困るので、
予備としてあと1~2台 MXとかスーパーAとか P30とか、
同じ Kマウントのリコーのカメラとかも持って行きました。
LXは、今では当たり前の機能 TTLダイレクト測光とか
ストロボの TTL自動調光ができるので便利でした。
フィルムカメラとしては完成されていたので、
LXを中心に魚眼から超望遠レンズまで揃え、
マクロ関係のアクセサリーも揃えたのに・・・
まさか、その後にデジタル化されるとは思ってもいませんでした。
デジカメの初期の性能は大したことはなかったのに、
どんどん性能は良くなり・・・
デジタルの撮影枚数や何回でも撮り直し可能、
その場で撮影した写真の確認ができ、
フィルム代も現像料も要らない。
これだけの利点と差があればフィルムは衰退していくのは当然です。
今 LXを見ていると絶滅した恐竜のような存在だったのでは・・・
なんて考えてしまいます。。。

テーマ : ★カメラ&レンズ・機材
ジャンル : 写真