10万km走行したエンジンの分解・整備 2

エンジンを下ろして・・・
最初に分解するのはシリンダーヘッドです。
シリンダーヘッドの汚れ具合を見れば、
そのエンジンの燃焼状態が分かります。
10万km走行したエンジンとは思えないほど
きれいな状態を保ったシリンダーヘッドです。
過去に何台ものシリンダーヘッドを見ているので・・・
(たった2~3万kmの走行でカーボンが山のようになっていたので)
開けてみて驚いたくらいです。
過去記事に書いてありますが、
モータロイの効果も少なからずあると確信しています。
この後、特殊工具(過去記事参照)を使用して
バルブを外しましたが・・・
バルブシートの減りも規定値内。
EXバルブのカーボン堆積もほとんどなし。
また、バルブスプリングも交換しようと
買っておいたのですが・・・
ヘタリがまったくなかったので不要でした。
サービスマニュアルの記述が間違っていたのも問題です。
恐ろしいくらい状態の良いエンジンです。
