ダイヤモンド デラックスマイクロ7


前のリール、ダイヤモンド スーパーデラックス 800が、
大きくて重いリールだと知ったのは・・・
いろいろな釣具店へ行くようになり、
もっと小型で軽量の、
このデラックスマイクロ 7を見たからです。
当時の釣り雑誌でも評判はすこぶる良いものでした。
自重わずか 200g。
ギヤ比は 1:4,9
デザイン性にも優れています。
すぐに購入し、早速使い始めました。
その頃は、主に渓流でヤマメやイワナを狙っていました。
奥多摩や奥秩父の渓流はほとんど行きましたが、
放流された魚では面白くないため、
1時間以上登山・沢登りをしてから川へ。
一つの渕で二三投して、反応が無ければ上流へと、
どんどん登っていきました。
崖を登ることも多く、
そのためロッドは振り出し式のものにしました。
リールに傷が多数あるのは、崖登りの際に岩にぶつけた時のものです。
勲章のようなものですね。
その後も高校の三年間と大学の四年間で、
日本各地を巡り釣りをしました。
北海道のイトウ、アメマス、サクラマスから
沖縄の石垣島、西表島のオオクチユゴイとか珍しい魚も・・・
海外旅行にも携帯便利なので、
それこそ世界中で使用しました。
北米、南米、ヨーロッパ、韓国、オーストラリア、ニュージーランド・・・
古いスピニングリールの中では最高傑作であると思います。

日本製であることの誇りがあります。
ずっと高価だったアブのカーディナルやミッチェルよりも優れ、
使いやすく丈夫です。
今でも現役で故障知らず。
ミッチェルはカタログや雑誌に、
落とすと足が折れる。と書いてありましたが、
ダイヤモンドリールはとても丈夫で、
落そうが岩に打ち付けようが壊れません。



当時の箱。
定価が 3,300円を特価で 1,800円。
こんな小型高性能のリールが、驚きの価格ですね。
当時アブ カーディナル 33が 16,000円ですから、
マイクロ 7が 9個近くも買えてしまうのです。
この値段の差からしても、
また日々使用した感想からしても最高のリールです。
