バイクにマイクロロンを入れてみた

マイクロロンはエンジンオイル添加剤です。
以前カー用品バイク用品の MDをやっていた時代があり、
その時サンプルでいろいろな商品をもらいました。
営業マンの売り込みで酷いのは、
何の根拠もないのに燃費が良くなります。とか、
エンジンの出力がアップします。とか、
エンジンが長持ちします。とか・・・
化学式でも書いて説明でもしてもらわないと、
自分が納得できないし客に説明できません。。。
逆にカー雑誌とかを読んで○○ありますか?、
取り寄せはできますか?、という人も多いのです。
雑誌に書いてあることを 100%といわないまでも、
かなり信じてしまっている人はカモになりやすいです。
どの自動車メーカー、バイクメーカーも
純正品以外は保証の対象外となっていますし、
そんなに効果があるものならメーカーが最初に採用しているはず。
ただ、ディーラーは儲けを多くしたいため、
いろいろなモノを勧めてきますが不要なモノがほとんどです。
こういったカー用品で不思議なのは、
高価なものほど売れることでしょう。
アメリカのスーパーで 1ドル以下で売られているオイルが、
日本のバイク屋では 3,000円で売っていたのですから。
昔のヒット商品リキッドグラスは 16,000円で飛ぶように売れていました。。。
今アメリカのサイトを見たら値段は 20ドルでした。
ハナシが横道へ反れましたが・・・
怪しい商品は使用せずそのままになっていましたが、
マイクロロンをバイクのオイル交換時に入れてみました。
マイクロロンは有害物質が含まれているとかで、
元のサイトは閉鎖されているようです。
中身は透明な灯油のような液体です。
有機溶剤に似たニオイがします。
これでエンジン内部にテフロンの皮膜を作るそうですが・・・
交換後数百km走りましたが変化はなし。
まぁ、期待していませんしエンジンが壊れなければいいか、
ぐらいな感じです。
その後のバイクの走行フィーリングは
全くと言っていいほど変わりませんでした。
高価な割りに変化を体感できなかったので、
残念な商品だった。という感想です。
